バンコク北西部のバーンヤイからタイ西部の街、カンチャナブリを結ぶ通称M81、高速道路81号線が実験的にオープン(2025年10月時点で金曜1500から月曜日0900時までの制限付き解放、途中簡易トイレ休憩所が2箇所ほど)したと聞き、どれぐらい便利になったの? という好奇心から、10月の三連休でカンチャナブリへゴルフに行ってきました。
朝、8時ごろ自宅を出発し、バーンヤイの高速道路入口まで約1時間。ピンクラオ橋を渡ってプッタモントンを通過してカンチャナブリへ向かう一般的なルートへのアクセスに比べ、ちょっと遠回り。でも、一旦、高速道路に入ってしまえば、カンチャナブリまで約100キロの道のりをノンストップでガンガン飛ばしていけます。快適。
高速道路を降りてからは、本日の目的地アティタヤ・ゴルフ&リゾート・カンチャナブリまで約40キロ、40分ほど走ります。途中フライオーバーを2か所建設中で、道路、若干渋滞しますが、完成した暁には、さらに快適にアクセスできるようになりますね。
旧ニチゴ、現在名前が変わって、韓国系のゴルフ場になった、アティタヤ・ゴルフ&リゾート・カンチャナブリは以前は27ホールでしたが、韓国資本が投下されて、Valleyコース9ホールが追加になり合計36ホールに。ちなみにこのValleyコースはふって湧いたようなアイデアではなく、ニチゴ開業当初から構想されていたもので、ニチゴ時代は資金不足で実現しなかったと聞きました。他に元練習場の奥にホテル棟が4棟ほど建ち、景気の良さが伺えます。
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プレーした感想ですが、追加されたValley9ホールは、癖のない、若干広めのレイアウトの優しいコースです。行ったり来たりの都合上、元あったMountainコースと一部ホールが交換されているので、新しいValleyを周りたいなら、もう片方はMountainコースを選ばないとダメですね。
それから、Valleyが追加されたことで、周囲の森が切り払われて、ニチゴ時代の鬱蒼とした感じから、日が差す明るいイメージになりました。
全体的に韓国系だけあって韓国色がハンパないというか、韓国人ゴルファーの合間を縫ってプレイさせてもらっている感じ。とりあえず、午前中は韓国人ツアー客以外ラウンドできないそうです。意外だったのが、タイ人ゴルファー客が以前と比べ増えていること。。。音楽かけてるし、混んでるのに、打ち直しやら、グリーン上でパターの練習とか、マナー知らないというレベル超えて常識知らずの連中多数で、結構イライラさせられました。
旧ニチゴファンの私としては、何か違うなと感じながら、それが何かわからないままゴルフ場後にしました。もう当分来ないと思います。
翌日はグランプリGCへ。バンコクから約180キロ離れてますが、三連休の中日ということもあってタイ人、日本人ゴルファーで賑わってました。
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ちなみにグランプリGCは当ブログでも紹介していますが、こんな田舎にはありえない、オーバースペックなゴルフ場です。メンテも、レイアウトも、景色も、サービスも極上です。タイ東北、コンケン県にあるシンハパークコンケーンGCと同じような立ち位置、つまり立地的に利用者数はそれほど期待できないにもかかわらず、極上のメンテナンスを保てるほどの情熱と潤沢な資金があるオーナーが運営しているということです。
タイに駐在するゴルフ好きな方は、必ず一度はプレーすべきです。
ついでですが、グランプリGCのとなりにワイルドなレイアウトで隠れファンの多い、ブルーサファイア・ゴルフ&リゾートがあるのですが、驚いたことにABCDコース以外にEコースが完成し、今さらにFコースも建設中とのこと。ちなみにEコースは人工的過ぎて、ちょっと興覚めだとか。
余談ですが、グランプリGCの近くにクルア・バーンドーン(ครัวบ้านดอน)というレストランがありまして、ここのプラーKFCという川魚(プラー・タプティム)を削いで揚げたメニューが滅茶苦茶おいしい! 量も多いので3、4人でシェアしてください。川魚の臭みが苦手な私がお勧めするので間違いありません。ビール飲みながら、プレーの反省会にうってつけのおつまみ。
こんな見た目ですが極上!
というわけで、M81の開通で、カンチャナブリへのアクセスがストレスフリー(バンコクに戻る際の渋滞とか)になり、観光客が増えるのは間違いないです。個人的にはカオヤイ(涼しいというキーワード以外、たいしたことありません)なんかよりも、観光スポットも多いし、日本人にゆかりのある場所ですから、もっともっと日本人の間でも盛り上がっていい場所と、ずーっと前から思っていました。
ゴルフもお値打ちにプレーできますので、週末に是非、足をのばしてみてください!
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