2018年11月、久々にバンプラGCでプレーした。運営事業者が代わってから初めてのラウンド。
タイ政府観光庁による、日系企業へのバンプラGCの運営委託の期限が2016年に終了となった後、かねてから人気の高いこのバンプラをタイ系企業に運営させたいと願っていたタイ政府観光庁は、パタヤに会社を置く企業に運営を任せることになった。
なぜ、グリーンが速いこと以外に、ほとんど取り柄のない、それもバンコクから1時間半近くかかるゴルフ場が、日本人客を集めて止まないのか? をタイ政府観光庁のスタッフが理解していれば、きちんと分析していれば、日系企業にそのまま運営を委託し、プレイヤーも、キャディーも、株主のタイ政府観光庁も満足だったのにな~ と残念に思わずにはいられない。
バンプラに到着早々、まず感じたのは、ここの魅力の一つであった、『ホームに帰って来た感』が霧散してしまい、タイに約200あるゴルフコースのうちの単なる一つのコースに過ぎなくなってしまっていたこと。
次に、クラブハウスの活気のなさ。以前は、在タイの日本人メンバーや、日本が寒い時期に日本人プロや日本からゴルフ合宿の訪れる団体などが、頻繁に利用し、それがまた、日本人客を呼び、という上昇連鎖で非常に活気があった。あのブ厚い日本人客層はかなり目減りしたようだ。
私個人も、ここで泊まりでゴルフやりまくったり、プレーが終われば食堂でビールや持ち込んだ焼酎を飲み、そこそこ美味しい日本料理を食べながらウダウダ反省会しつつ、そのままワケの分からない話になって深夜まで。そして、翌日、二日酔い気味でラウンドしたことが懐かしい。
そして、決定的なのがグリーン。バンプラ=超高速グリーンだったのに。
とにかく普通。個人的には1番、4番、6番、7番、14番、18番のグリーンが、特に難しかった記憶があるが、今回はピンの上についても無難に2パットで上がれた。あの緊張感が懐かしい。
まあこうなってしまうと、メンテもそこそこの、ホント、普通のコース。当時からいるキャディーさんの中に、古き良き時代のバンプラが残っているのを見る程度だ。馴染みのキャディーさんは『以前は毎日仕事があったのに、今は週3日ぐらいかな』と寂しそう。
またいつの日か、あのバンプラに戻って欲しいと切に切に想うゴルファーたちの願いが聞き入れられる日はくるのか・・・・そんなワケで前半42、後半42の84点でした~
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