カオヤイの果てにあるセベの本気、マウンテン・クリーク・ゴルフ・リゾート & レジデンシズ<2024年2月24日>

カオヤイの果てにあるセベの本気、マウンテン・クリーク・ゴルフ・リゾート & レジデンシズ<2024年2月24日>

 バンコクから230キロ。3時間ちょっとの場所にあるマウンテン・クリーク・ゴルフ・リゾート & レジデンシズに行ってきました。

 土曜日の午前スタート、クラブタイランド提示でカート、キャディ込み1950バーツ。27ホールありますが、ハイランドコースはクローズしており、2024年2月時点で、開いているのはヴァレーコースとクリークコースの計18ホールのみ。レイクウッドCCの系列です。

 遠目には立派なクラブハウスですが、中に入ってみると若干、廃れた感じが滲み始めています。カオヤイはリゾート地と言われておりますが、実情は、観光客で溢れかえっているような場所ではなく、よってゴルフプレイヤーの総量も少ないため、運営コストを賄うことがなかなか難しいと想像します。

 これって、カオヤイ自体、観光客をひきつける魅力が低い、という現実を表しているんですね。涼しいイメージがあるけど、年中ほぼ涼しくないのが実情で、感動が薄い、足りない、だから積極的に行きたい場所じゃないという現実を。

 で、コースですが、乾季ということも関係あるのでしょうが、フェアウェイを外すと草の生えない地面だったり、造成中?の荒地だったり、ハザードなのか、なんなのかよくわからないエリアで、入っちゃったらボールが見つからなかったり、見つかったとしても絶対打てないライだったりします。メンテナンス不足がちらちら見えて、ちょっと残念。

 それから、レヴューでは『狭い』というコメントをよく見ます。狭すぎて一か八かのような気持ちでティーショットするようなホールはないけれど、フェアウェイを外すと途端に難しくなるので、狭い、という表現になってしまうのでしょう、きっと。

 以上、ちょっとネガティブなレビューになっちゃっていますが、私は好きです。レイアウトが非常に面白い。常に考えさせられるので退屈しません。

 アップダウンのメリハリがあり、設計者である天才プレイヤー、セベ・バレステロスが、我々に楽しんでもらえるよう、じっくり考えてくれたんだなと想像できるほど、戦略的なコースに仕立てくれています。グリーンを狙うアイアンショットは、アップダウンが激しい為、いつもの飛距離にプラス、マイナスして番手を選ぶのですが、普段、慣れていないので、縦の距離で結構ミスをしますし、セカンド地点のアンジュレーションも意地悪にうねっており、能天気なスイングをしていては太刀打ちできませんね。

 ここでゴルフしていたら、間違いなく上達するだろうな~ と。

 特に印象的なのは、クリークコース2番、打ち上げの短いパー3。このホールは各々が持っているすべての技術、経験を要求してきますね。私はトリプルボギーでした!泣

 結局45、44のギリギリ80台。ショットもアプローチも自分的には相当良かったのですが、こんなスコアーです。機会があれば、また挑戦したいです!