サイアムCC・オールドコースという晴れの舞台でトリスタートした男の話<2022年8月24日>

サイアムCC・オールドコースという晴れの舞台でトリスタートした男の話<2022年8月24日>

 ひっさしぶりにサイアムCC・オールドコースに行って来ました。

 どれだけ久しぶりかと言うと、2007年にコース改修が終わり、正式な開業前に一度招待されてプレーして以来になります。だから15年振りぐらい? やったことあるし、いつでも来れると思いつつ、月日が経ってしまった感じです。

 その間、私のゴルフの腕前は一進一退で冴えないままなのに、ゴルフ場といえばLPGAの試合が何度も開催され、世界的にも知名度急上昇で、なかなか予約のとれないゴルフ場に成長していました・・・

 ちなみに、改修前のサイアムカントリーは、ひなびた田舎の安いゴルフ場で、クラブハウスも古いし、コースの手入れもその辺のコースと変わりませんでした。歩きでキャディ込み1200バーツだったような記憶があります。

 それが今では、タイで1、2を争うツヤツヤでピカピカで、レイアウトも素晴らしい高級ゴルフ場に。「サイアムカントリー・オールドに行くって自分へのプレゼントみたいなもんです」と言っていた駐在員の方の言葉に納得です。そういうコースです。

 まあ、タイの大手財閥、サイアム・モーター・グループのポンプラパー一族が本気の熱意と潤沢な資金をつぎ込んだワケですから、そりゃそんじょそこらのゴルフ場が太刀打ちできるハズないですね。

 個人的な見解ですが、同じサイアムの中でも後発のウォーターサイドローリングヒルズバンコクとは格が全~然違いますネ。プランテーションに限っては、趣旨が異なりますが、オールドに負けない格調の高さが感じられます。甲乙つけがたいです。

 そんな私は、前日パタヤに泊っており、朝、ドライビングレンジでちょっと練習したかったので、早めにホテルを出たのですが、グーグルマップのナビに、辺境の未開な道路へ案内されてしまい、行き止まり。汗汗しながら赤土の道路を引き返し、コースに到着したのはスタート30分前。準備運動もできないまま、スタートホールへ、、、、

 で、10番スタート。ティーショットの空振りはかろうじて回避しましたが、左にショボい打球。

 スタートホールがパー5で良かった! ありがとう設計者! 1打ぐらいミスしてもパーかボギー、悪くてもダボで上がれる可能性を十分残してくれて、、、、だったハズが、その気遣いに応えられず、5オン3パットのトリスタート!

 折角の晴れ舞台への登場の瞬間に、すっころんでしまって何もかも台無しにしてしまった気分です。まあ、慣れっこですが・・・

 それから!前夜の雨にもかかわらず、グリーンが素晴らしいんです。滑らかでスルスル転がってくれるので、最近オープンした某コースの遅めのグリーンに慣れた男には、怖くて全然打ち切れない・・・

 さらに悪いことに、最近、スイングに迷ってしまっていて、前半47とひどいスコアーでした。後半はちょっと立て直して42で、ギリギリ80台。ホント、ギリギリ・・・「サイアムよ、昔のオマエを知ってるゼ」と余裕かましていましたが、相手にされていないのは私だった模様です・・

 まあいろいろ言い訳しましたが、要は下手クソってことですね。

 仕事の関係で知り合った方がメンバーさんなので、今後は年1~2回は行きたいと思っています。

 追記:改修直後にプレーしたときは、どこぞのパー4打ち下ろしで、コースの真ん中を横断するように4本ほどのヤシの木が立ってたいホールがあったのですが、50歳のアルコールで曇った脳味噌では、何番ホールだったか全然思い出せません。それが気になって眠れないので、誰かご存じでしたら教えてください。