コラートの外れにある在日本人に愛されるゴルフ場、コラートCCゴルフ&リゾート<2024年2月25日>

コラートの外れにある在日本人に愛されるゴルフ場、コラートCCゴルフ&リゾート<2024年2月25日>

 10数年ぶりにコラートに宿泊しました。通称コラート、正式にはナコンラチャシマー、タイ東北地方の入口にあたる町、県庁所在地。以前に比べ、さらに賑やかになりましたね。

 この日、夜は居酒屋『姉御』でアジの刺身食べましたが、美味しかったです。ゲソフライもなかなか。『姉御』の他にも日本料理店やら日本人向けカラオケ店がそこここにあり、コラートに在住する日本人の小さなコミュニティの存在を感じることができました。

 翌朝、コラートCC、地元日本人が言う「コラカン」でラウンド。キャディ、カート込みで1550バーツ。コラート日本人会の定例コンペが開催されていますね。

 コースは全体にフラットで、ウォーターハザードは少な目。グリーン周りのバンカーは多め。木立は薄め。パー3は池越えが2つ。乾季でしたので、全体の3分の1の芝は枯れていましたが、地面がカチカチなお陰で、ドライバーショットが転がってくれて280ヤード飛んでくれたホールもありました!

 前半44、後半39とまずまずのスコアーでしたが、まあ、易しいレイアウトですので、こんなもんでしょうか。

 メンテナンスは最低限やってあるので、十分楽しめます! ロッカールームだけは、もう少し清潔に、使い勝手を良くして欲しいと思わずにはいられませんが、ゴルフ場経営者は、もうこれ以上コースにもクラブハウスにも投資するつもりは一切ない雰囲気です。。。。

 日本から遠く離れたタイ、バンコク。そこからさらに270キロ、約4時間の田舎の県にある鄙びたこのゴルフ場で、同胞たちが異国の無聊を慰めてもらっていると思うと、なんだか込み上げて来るものがありました。

 コース敷地入口の巨大なゲートに、「いらっしゃいませ」と日本語で縦書きに書かれた不気味な書体の看板が印象的です。ただ、精一杯日本人をおもてなししたいという気概が感じられ、悪くありません。

 あまり書くことはありません。フラッと寄って、18回アナに入れて、なんの想いも残さずさらっと帰ってゆく、そんな付き合い方が相応しいゴルフ場です。日本人駐在員たちが、腰掛で通り過ぎて行くコラートの街のような、そんなゴルフ場です。

 いつまでも、このまま末永く営業して欲しいですね。